Wooden Spoon
October 1996
ベネトン、世界食糧サミットのオフィシャル・イメージを製作
1996年10月3日、ポンツァーノ。白地に木製のスプーン。人と食あるいは飢えとの関係を象徴し、最も単純な道具は、最も原始的な人の「口に食べ物を運ぶという行為」を彷彿させます。このオリビエーロ・トスカーニによるシンプルで直接的なイメージは、ベネトングループによって1996年11月13日から17日にかけて開催される世界食糧サミットを広告する目的で主要な国際日刊紙やヨーロッパの都市に掲げられます。
同イメージは、サミットを告知する目的で、10月25、26、27日に開催される、ユッスン・ドゥール、クラウディオ・バリーニ、そしてピーター・ガブリエルのWOMAD(World of Music, Arts and Dance)とのコラボレーションにおける一流のコンサート・イベントのバックドロップとしても使用される予定です。
イタリアのトップビジネスが、世界の飢餓問題に関心を示してほしいとするFAO(国連食糧農業機関)の要請に応える形で、ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトンは、ローマ、パリ、ブリュッセル、ロンドン、アムステルダム、マドリードでの国際キャンペーンの敢行を計画しました。この広告は、人類の食に関わる甚大な問題について人々の意識を喚起し、サミットの重要性について国際世論に訴える目的を持って、Le Monde, The Times, Frankfurter Allgemeine Zeitung, Corriere della Sera そして the New York Timesなどの主要各誌に掲載されます。
このFAO国連食糧農業機関との飢餓撲滅ジョイント・キャンペーンは、ベネトンのコミュニケーションプログラムの価値と質が認められ、支持されていることにほかなりません。。10年以上の間、ベネトンのコミュニケーション・キャンペーンは、平和、人種差別撤廃、多様性を認め合うことなど、普遍的な重要性を持つ社会問題を取り上げてきました。人道団体カリタス、赤十字、SOS Racisme、カリタス、平和協会やその他約40団体と行われたAIDSへの戦いなどの共同プロジェクトの一環と言えます。ベネトンは、衣料リサイクルキャンペーン,、南アフリカ、インドやブラジルなどで行われたAIDS予防キャンペーン、ヨーロッパプロジェクトの中のサラエボ・ハートなどの冒険的事業を、積極的なパートナーとして率先し、世界的に影響を与えてきました。